人気ブログランキング |



タグ:詩 ( 11 ) タグの人気記事
イラスト詩歌カード、誕生!
改めまして、「イラスト詩歌カード」をご紹介します!

…イラスト詩歌カード…

イラスト詩歌カード、誕生!_f0228652_21480983.jpeg

時を越えて愛される名詩歌にイラストを添えて、
古着物で手製本風にし、
活版印刷、シルクスクリーン、珍しい紙etc…こだわりを詰めました。

種類はひとまず4種。
テーマにしている色と風合いがあって、それに合った着物を探しました。

・宮沢賢治「星めぐりの歌」…紺、木綿藍染絣
・北原白秋「金魚」‥朱色、麻の葉柄、絞り染めなど
・山村暮鳥「手」…薄紫、花柄グレーの正絹など
・寺山修司「もんだいは」…水色、夏着物

イラスト詩歌カード、誕生!_f0228652_21485962.jpeg

イラスト詩歌カード、誕生!_f0228652_21492603.jpeg

です。
(ああ、寺山版を撮り忘れた!)
※寺山修司は版権が切れていないため、版元より許可を取って作成しています。
また、寺山版は現在、寺山修司記念館で展示させていただいている布本と同じ布を使っています。株分けっこです^ ^

カードには詩人と出典についてのカードがついています。

イラスト詩歌カード、誕生!_f0228652_21512601.jpeg

こちらは竹を配合した環境に配慮した紙を使用しています。
興味持たれた方は、出典元の本も読んでみてください。当時の詩集はデザイン性に優れていて、可愛いですよ^ ^(多くは復刊本が出ています)

また、飾りの糸は、青森の工芸品「こぎん刺し」の専用糸で、青森市新町に工房のある1chiさまのものを使わせていただいております。

イラスト詩歌カード、誕生!_f0228652_22013942.jpeg

販売させていただいている「古書らせん堂」さんをご紹介します。
青森市新町にある古書店です。

イラスト詩歌カード、誕生!_f0228652_21582362.jpeg

Twitterの紹介画像です。住所など書いています。
いまは、寺山修司以外はあるみたいです。

着物はその生地がなくなり次第、新たに見つけた生地へと変わっていきます。
ぜひお気に入りの生地のものをゲットなさってください^ ^
着物は七戸町の京工房さまにお世話になっております。



詩を贈る、のは少し照れてしまいますが、
こんなカードに想いを乗せて、大切な誰かに、または自分自身に届けてみませんか。

時を経ていまに伝わる言葉の力、
わたし自身心動かされた言葉たち、
同じように誰かに届いたら楽しいな、と想いながら、
切り切り、貼り貼り、刷り刷り、結び結び
しています(*^^*)

イラスト詩歌カード、どうぞよろしくお願いいたします。

by loopmark1210 | 2020-01-29 21:46 | お知らせ | Comments(0)
「イラストレーターが挑む寺山修司の言葉」展(寺山修司記念館・三沢市)
出ます!

「イラストレーターが挑む寺山修司の言葉」展(寺山修司記念館・三沢市)_f0228652_11404720.jpeg

「イラストレーターが挑む寺山修司の言葉」展(寺山修司記念館・三沢市)_f0228652_11405957.jpeg


いつもお世話になっている寺山修司記念館!
尊敬してやまない寺山修司さん!
参加されるイラストレーター様方がこれまた豪華です!驚

このところ始めた「イラスト詩歌」への流れと思いを個人的に込めながら、
好きな詩をひとつだけ選ばせていただきました。

いま現在も制作中。
先が見えないので、珍しくブログにだけ先行でお知らせでした笑

頑張りまーす!






by loopmark1210 | 2019-10-05 11:38 | お知らせ | Comments(0)
詩漫画 尾形亀之助「落日」(詩集『雨になる朝』より)
詩漫画 尾形亀之助「落日」(詩集『雨になる朝』より)
詩漫画 尾形亀之助「落日」(詩集『雨になる朝』より) _f0228652_21492699.jpg
詩漫画 尾形亀之助「落日」(詩集『雨になる朝』より) _f0228652_21500512.jpg

詩漫画 尾形亀之助「落日」(詩集『雨になる朝』より) _f0228652_21503123.jpg


詩漫画 尾形亀之助「落日」(詩集『雨になる朝』より) _f0228652_21505383.jpg



詩漫画 尾形亀之助「落日」(詩集『雨になる朝』より) _f0228652_21511062.jpg



詩漫画 尾形亀之助「落日」(詩集『雨になる朝』より) _f0228652_21512648.jpg



詩漫画 尾形亀之助「落日」(詩集『雨になる朝』より) _f0228652_21514330.jpg



詩漫画 尾形亀之助「落日」(詩集『雨になる朝』より) _f0228652_21520022.jpg





のちほど、noteにも掲載します。
(漫画イラスト含むブログ画像の転載コピーは禁止します)







by loopmark1210 | 2019-09-25 21:58 | イラスト詩歌 | Comments(0)
詩漫画更新を前に
うーん、となっておりまして。
詩漫画、どういう風にご覧いただいたらいいか考えています。

というのも、前回の立原道造の「魚の話」は、挿絵的な感じで漫画化したものだったのですが、
(こちら https://loopmark.exblog.jp/30660898/ )
今回は挿絵的と言うよりは、詩を読んで沸いたイメージを漫画にしてみました。

せっかく漫画にするのだから、もっと自由に描いたらどう? 
との増山さんのアドバイスによります。
(あ、わたくしには竹宮恵子先生における増山法恵先生のような、と言ったらめちゃくちゃおこがましいんですが、
そんな常に的確なアドバイスを投げてくれる存在がありまして、その方を「増山さん」と通称しております笑)


というわけで、今回は先に
元にした詩を載せておいたらいいのかなと思いました。

もちろん、事前に読んでいただかなくても大丈夫です。
その方がいい場合もある…汗


とりあえず、
元にした尾形亀之助氏の「落日」(『雨になる朝』より)の詩画像を載せておきます。



詩漫画更新を前に_f0228652_23141032.jpg









by loopmark1210 | 2019-09-24 23:17 | イラスト詩歌 | Comments(0)
「 さびしい人格 」 萩原朔太郎
「 さびしい人格 」 萩原朔太郎
「 さびしい人格 」 萩原朔太郎_f0228652_17373298.jpg


さびしい人格が私の友を呼ぶ、
わが見知らぬ友よ、早くきたれ、
ここの古い椅子に腰をかけて、二人でしづかに話してゐよう、
なにも悲しむことなく、きみと私でしづかな幸福な日をくらさう、
遠い公園のしづかな噴水の音をきいて居よう、
しづかに、しづかに、二人でかうして抱き合つて居よう、
母にも父にも兄弟にも遠くはなれて、
母にも父にも知らない孤児の心をむすび合はさう、


ありとあらゆる人間の生活(らいふ)の中で、
おまへと私だけの生活について話し合はう、
まづしいたよりない、二人だけの秘密の生活について、
ああ、その言葉は秋の落葉のやうに、そうそうとして膝の上にも散つてくるではないか。


わたしの胸は、かよわい病気したをさな児の胸のやうだ。
わたしの心は恐れにふるえる、せつない、せつない、熱情のうるみに燃えるやうだ。
ああいつかも、私は高い山の上へ登つて行つた、
けはしい坂路をあふぎながら、虫けらのやうにあこがれて登つて行つた、
山の絶頂に立つたとき、虫けらはさびしい涙をながした。
あふげば、ぼうぼうたる草むらの山頂で、おほきな白つぽい雲がながれてゐた。


自然はどこでも私を苦しくする、
そして人情は私を陰鬱にする、
むしろ私はにぎやかな都会の公園を歩きつかれて、
とある寂しい木蔭に椅子をみつけるのが好きだ、
ぼんやりした心で空を見てゐるのが好きだ、
ああ、都会の空をとほく悲しくながれてゆく煤煙、
またその建築の屋根をこえて、はるかに小さくつばめの飛んで行く姿を見るのが好きだ


よにもさびしい私の人格が、
おほきな声で見知らぬ友をよんで居る、
わたしの卑屈な不思議な人格が、
鴉のやうなみすぼらしい様子をして、
人気のない冬枯れの椅子の片隅にふるえて居る。





『月に吠える』https://www.aozora.gr.jp/cards/000067/files/859_21656.html
イラスト詩歌8

----------------------------------------------------------------------------

新聞の影響かアクセス数がいつもより多く、驚いています。
わざわざお越し下さり、ありがとうございます。

ネットでは、感覚と絵の実験をやっていて、そのひとつが先人の詩にイラストを付ける
「イラスト詩歌」です(twitterではこのタグ付けて載せています)。
イラスト詩歌カテゴリーはこちらからhttps://loopmark.exblog.jp/i11/

著作権の切れた文人さんの詩を使用しています。
代表詩、というよりは、見つけて気に入った詩を選んでいます。
勉強しながら、こちらも描いています。
あくまでのわたしのイメージで(お持ちのイメージを壊してしまったらごめんなさいなのですが汗)、
描き続けたいと思っています。


とりわけ、わたしが個人的に土地と共に縁を感じて、深く触れていきたい詩人が三人いるのですが、
その三人が、

寺山修司(青森県弘前市生まれ、三沢市に記念館あり)
萩原朔太郎(群馬県前橋市出身、前橋市に文学館、記念館あり。二月に行ってきました。twitterで巡りツイートしています)
尾形亀之助(宮城県大河原町出身、仙台市で果てる)
です。

亀さんは近いうちに、生地巡りできそうです。

ちなみに、寺山修司記念館で開催中の「不思議図書館」展の蔵書の本棚下の段に
朔太郎の文庫を見つけました。
外見ボロボロで、学生時代の寺山はよく読んだんだろうなあと思うと、
ロマンを感じる…(その隣の中原中也詩集もボロボロ。単なる経年劣化かもしれませんが)。

歪んだ望郷感が三人の共通点に言えるのかもしれません。
(亀さんにいたっては、土地の固有名詞がまったく出てこない)


たまに更新してますので、よかったらまた、覗いてみて下さい^^




by loopmark1210 | 2019-03-11 18:09 | イラスト詩歌 | Comments(0)
「 虚無の鴉 」 萩原朔太郎
「虚無の鴉 」 萩原朔太郎
「 虚無の鴉 」 萩原朔太郎_f0228652_18514444.jpeg

我れはもと虚無の鴉

かの高き冬至の屋根に口を開けて

風見の如くに咆號せむ。


季節に認識ありやなしや

我れの持たざるものは一切なり



『氷島』https://www.aozora.gr.jp/cards/000067/files/4869_14066.html

イラスト詩歌 7
by loopmark1210 | 2019-03-06 18:50 | イラスト詩歌 | Comments(0)
「 十二月 」 尾形亀之助
「 十二月 」  尾形亀之助
「 十二月 」 尾形亀之助_f0228652_18050563.jpeg
紅を染めた夕やけ



風と






ガラスのよごれ



『雨になる朝』https://www.aozora.gr.jp/cards/000874/files/3396_9729.html
イラスト詩歌5


「 十二月 」 尾形亀之助_f0228652_18053840.jpeg

シーグラスのやうな言葉たち
(やっぱりらせん堂で購入)






by loopmark1210 | 2018-11-19 18:03 | イラスト詩歌 | Comments(0)
「 罪おほき男こらせと肌きよく黒髪ながくつくられし我れ 」   与謝野晶子
罪おほき 男こらせと肌きよく 黒髪ながく つくられし我れ      与謝野晶子
「 罪おほき男こらせと肌きよく黒髪ながくつくられし我れ 」   与謝野晶子_f0228652_17595636.jpeg
(直訳: 罪多き男をこらしめよ、と肌清く黒髪長くつくられたわたし)




『みだれ髪 』https://www.aozora.gr.jp/cards/000885/files/51307_47033.html
イラスト詩歌4




ちょっとヒエロニムス・ボスの可愛い地獄モンスターも描いてみました。
『みだれ髪』は
女性の情念を描いた歌が代表的に取り上げられますが、
恋を歌ったものも多く、読んでみると結構意外に
のちにスーパーガールになる晶子ちゃんの、可愛らしさが見えてきたり。


うたた寝の 君がかたへの旅づつみ 恋の詩集の 古きあたらしき

(うたた寝している君の傍らにある旅行鞄には 恋の詩集の古いの新しいのが入っている)


これなんかも相当可愛らしいです。
あと、表紙がとてもセンス抜群で時代を越える可愛らしさなので(下リンクから見られます)、
当時の女性が秘めて持ちたくなる気持ちもわかるなぁと思います。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BF%E3%81%A0%E3%82%8C%E9%AB%AA






by loopmark1210 | 2018-11-13 18:41 | イラスト詩歌 | Comments(0)
「 手 」 山村暮鳥
「 手 」 山村暮鳥

「 手 」 山村暮鳥_f0228652_00563954.jpeg

しつかりと
にぎつてゐた手を
ひらいてみた

ひらいてみたが
なんにも
なかつた

しつかりと
にぎらせたのも
さびしさである

それをまた
ひらかせたのも
さびしさである



『雲』 https://www.aozora.gr.jp/cards/000136/files/42755_34855.html
イラスト詩歌3







by loopmark1210 | 2018-10-27 00:55 | イラスト詩歌 | Comments(0)
「正午 丸ビル風景」 中原中也
「正午
 丸ビル風景」  中原中也

「正午 丸ビル風景」  中原中也_f0228652_14560103.jpeg



ああ十二時のサイレンだ、サイレンだサイレンだ

ぞろぞろぞろぞろ出てくるわ、出てくるわ出てくるわ

月給取(げっきゅうとり)の午休(ひるやす)み、ぷらりぷらりと手を振って

あとからあとから出てくるわ、出てくるわ出てくるわ

大きなビルの真ッ黒い、小ッちゃな小ッちゃな出入口

空はひろびろ薄曇(うすぐも)り、薄曇り、埃(ほこ)りも少々立っている

ひょんな眼付(めつき)で見上げても、眼を落としても……

なんのおのれが桜かな、桜かな桜かな

ああ十二時のサイレンだ、サイレンだサイレンだ

ぞろぞろぞろぞろ出てくるわ、出てくるわ出てくるわ

大きなビルの真ッ黒い、小ッちゃな小ッちゃな出入口

空吹く風にサイレンは、響き響きて消えてゆくかな




『在りし日の歌』https://www.aozora.gr.jp/cards/000026/files/219_33152.html
イラスト詩歌1



言葉と絵が融合することをもっともっとしていきたい。
言葉から絵が生まれるんだ、おそらく自分の場合は。

てことで、
近代詩のイラストを描いていってみようと思います。

中原中也は、生涯働いたことがなく親の金に頼りきりだったのですが、
一度NHKの面接を受けて落とされています。
この詩はその前と後、どちらなのだろう。

性格歪んでて、感受性が強く、反逆心も強く、
なのに、
軽やかなリズムで、もろく透明な美しい文を作り上げる中原中也が
大好きです




by loopmark1210 | 2018-10-07 14:54 | イラスト詩歌 | Comments(0)