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先日の新聞掲載「作り手紹介コーナー」
先日の東奥日報さんでの取材記事が、すごくわたしが言い表したいことを書いてくださっているなぁと感激しました。

記事が自身を明確に書いてくださるということは、記者さんも人それぞれということもあって、時に難しいことなんだなぁということを前回経験したのですが汗汗汗(しかもネット検索で結構出るやつ〜汗

今回の記者さんはとても丁寧に確認作業を数回してくださり、
今後は自己紹介として、この記事を紹介していこうかなぁと思うほど満足しております(笑顔


ということで、日にちも経ちましたので、
新聞記事の方をそのまま載せてみようと思います。

え、と、顔と年齢は隠しています笑
もろもろご理解くださいませ。
(新聞の年齢表記って断れないんだろうな〜

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作り手というのはおこがましく、好きなことをやめてないだけの人間でっす。


東奥日報には寺山修司さんが何度も俳句を投稿していたので、載せていただけるだけでなんか嬉しいのだった。(読売新聞は明治大正昭和の記事がスマホ検索できるサービスをやってるのだけど、東奥日報もやってほしいな〜 いろいろ青森のこと検索したい。




by loopmark1210 | 2019-08-22 11:13 | お知らせ
良きお盆
故郷というのは五感が研ぎ澄まされるなぁと思う

実家の床に響く足の音、水道の流れていく音、家族の声の反響
どこにいてもお岩木さまと目が合う土地
姿を留める木々のざわめき、湿った土から立ち上がる匂い、
街のアスファルトの光の反射、空の近さと広さ、
親しんだ二つの坂、通りで迎える古びた商店の看板、
いまも長く手を伸ばす鉄塔、父のぶっきらぼうな車の停め方…

全部、そうしたもの全部が
思い出を蘇らせる

ああ、立ち返るのだ、と
今回ほど思ったことはなかった。
それは、久々にお盆らしい環境が整ったからかもしれない。

離れていると、思い出は沸いてこない。
旅行など箇条書きで書き出せる日付指定の「the思い出項目」以外に
何気ない過去の日常記憶がふつふつ沸いてくることは、離れていてまずない
わたしが住む場所はそれだけ、育った場所と違うということなのだろう
だから、過去と切り替えて暮らすことはできている。

あ、そうだ、この土地に住むと決めたのは、
なにより切り替えたいと思ったからだった。

けれども、
わたしには立ち返る自由だってあったのだ、と今回思った。
時折帰って湧き上がる思い出にどっぷり浸れる場所が

お盆いいな、となんだか心底思いました。
立ち返るのを、年に一度許す機会
なんていい風習なんだろうと思った
ああ、わたしも歳だろうかな

だから、
なんだか懐かしの地に着いてから、とっても家族らしいことをしたくなって、
祖母の書斎を漁って、幸運にも昔の古写真を大量に見つけだして、深夜3時まで家族とわいわい眺めるということをやってみたのだった。

そして、日中はお墓参りのあとに
祖父がかつて住んだ家をドライブがてら探しに行くという、探検ごっこめいたこともしてみた。
それぞれの記憶と道を辿る行為、かなり楽しいものがありました。

家はびっくりするくらいそのまま残っていて、今にも祖父が「やぁ、よく来たね」と出てきそうだった。
ちょっと鳥肌ものだった。
庭の木も同じままで丁寧に刈り込まれ、手前の三段の小さな石段は泣きたくなるくらい、懐かしかった。
大切に暮らされているのがわかった。
高齢のご夫婦が住まわれてるようだった。


そうして、それから
いなくなった家族の思い出話しをした。
今年は祖母の新盆ということもあったから。
こんな機会は年に一度だけ許されてるのだから、とばかり

お互いの記憶を取り出して、すり合わせて、またインプット
お盆をお盆らしく過ごせなかったここ数年、いや十年くらいのために、これはとても効果的だったように思う。



近代詩のことが好きで調べていると、
祖父母が暮らした時代や街の風景、世相なんかが、少しだけわかるような気がするのだ。
昔はモノクロームセピアの古写真が怖かった。
ものすごく怖かった。
いまはしみじみと、ちょっと愛おしさをもって見ることができる。

家族と写真を眺めていたとき、大正15年のご先祖さまの写真が出てきた。
どうやらそれは祖母のお母さんで、17歳のときのようだ。ひいおばあさまには、確か小さいときにお会いできていたはず。

わたしが今のところ古写真で安易に遡れるのは、ここまでのようです。
どっちかわからないけれど、その写真には二人の女性が写っていて、どっちも結構美人。
はてさて。

93年前のご先祖さんを掘り当てた
こんにちは

わたしはルーツから離れた場所で暮らして、
ルーツのことを考えています。

ふるさとは遠きにありて思ふもの

そんな言葉が一層沁みるお盆でありました。

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祖母with太宰治(の墓
いいな、こんなかっこいい写真わたしも撮られたいもんだ(すべてにおいてギャグになる可哀想な自分




◯刊行された祖母の本はこちらに情報あります。
楽天、アマゾン等でも通信販売始まりました!
齋藤せつ子『健やかな日常』で検索してみてください。
















by loopmark1210 | 2019-08-19 02:13 | 日常記
イラスト詩歌カード、らせん堂さんディスプレイ
イラスト詩歌カード、らせん堂さんではこんな感じでディスプレイしてくださってました!

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・宮沢賢治「星めぐりの歌」💫
・北原白秋「金魚」🐠
・山村暮鳥「手」✋

の三種類あります。

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お盆中も休まず営業されてるそうなので、青森に帰郷されてる方もぜひ足を運んでみてください。

古書店というと羽ホウキ持った怖いおじいさんが出てきそうですが、
店主の三浦さんは、バイプレーヤーズに出てきそうな外見で笑、とても朗らかで話しやすいですよ。

古書のことでわからないこと、探してる本などありましたら話しかけてみてください。


いや、この前この写真を撮ったときに、またとんでもないもの発見したので、
それはまた別でご紹介したいと思います。



《 古書らせん堂 》
〒030-0801 青森県青森市新町1丁目13−7 和田ビル1階
八甲通り、さくら野裏口近くです。




by loopmark1210 | 2019-08-14 10:42 | お知らせ
noteに詩漫画載せました。
noteなるものを始めてみました。
こちらに前回描いた詩漫画、立原道造さんの「魚の話」を載せました。
このブログにも以前載せたのですが、なぜか小さくなるページがあるので、noteの方でざらっと快適に読んでいただけたらと思っています。

こちらからどうぞ

詩漫画第二弾、準備中…!


さて、こちらのブログ、アクセス数がとても少ないので
もはやいらしてくださるのは検索ボットさんくらいだろうと踏み、
わりと自由に書いています。

なもので、たまにイベントで
「ブログ読んでます」
とのお声いただきますと、ありがとうございます!と笑いながら内心ギクリと、瞬時に滝のやうな汗がドバッと出ています。
(ま、さほど変なことは書いていない…はず)

でも、ホームページはブログとリンクしてるのだから、
真っ直ぐ検索でこちらにいらっしゃる方ももちろんいますよね…。
どうも、こんなやつです。


つながりを考えた場合、どうしても機能的に強いのはSNSなので、そちらがメインになってしまいます。

でも、情報の海に疲れることが絶対定期的に起きるので、
また、自分自身、広告的な投稿を続けると妙な気持ちに襲われるので(らしくないことしてる、というような)、
退避場所としてここがあるという感じです。


最近また内に心が向いてきてるので、
気ままに書いてみんとてするなり、
です。


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(こちらにいらしてくださって、ありがとうございます!」



by loopmark1210 | 2019-08-10 19:18 | お知らせ
怒りをねぶたの背に乗せて
どうしても許しがたいことがあり、これをどうにか処理せねばならんと思った
許しがたいこととは、なにも劇的なことではなく、
悲しいくらいに礼儀を欠いたやり取りの渦中に、ふいに置かれたというだけだった
向こうからしたら、飛んで火に入る夏の虫とばかり
ちょうど良かっただろう
そういう対象を探している人は、悲しいことだがいるものである。

わたしはわりと、怒らないようにしている方なのだけれど(エネルギーがもったいないので)
ああ、どうしましょうか、この熱は
そのうちに収まるのはわかっているけれど、けれども一気に冷ましたい
そうして思いついた。

そうだ
わたしには「ねぶた」があるではないか


気心の知れた友を誘い、急遽ねぶたを見に車を走らせた。


津軽は夏の暑さと湿気の中に、もう夏の終わりの匂いが漂い始めている
この嗅覚、いまだに無くしていなかったのだなとホッとする

そして薄暮れ、花火の音とともにねぶたが始まる。

見事
お見事
お見逸れ
まいった

壮大で美しく、他を圧倒し赤く燃えるねぶた群

髪振り乱し、敵と絡み、ひたすらに睨み付け、ぐんぐんと大道を練る、練って泳ぐ
ひとつひとつの怒りの物語
エネルギーの真っ赤な集合体
その源泉を知れない豪快さ
根拠の無い豪快さ


あーよい!
今年もねぶた、よい!


ふとさっきまで囚われていた許しがたいことが沸いた
そうだ、わたしの「許すまじ熱」もこの燃料にせんと
くべてやろう
ねぶたの背後に
ちょうど機関車に石炭をくべるように

エイッッ!!

と、心の中で許すまじの速球を投げてやった
ねぶたと目が合った(気がする

勇ましすぎるねぶたは
「そなたの怒り、しかと受け入れた!」
と言って、見事その球を受け止めた(気がする

それから、真っ直ぐ進み、
自らと、その燃える球を披露するように、人並みの中を大きくぐるりと旋回し、
人々の歓声を受けて
熱気とともに海の方へと向かっていった


あ、行ってしまった


許すまじ球は海風に冷めていき、その夜ねぶた小屋の中で静かに
粉々に砕けてしまうだろう
残るのは、脳裏に響くお囃子とハネトの鈴の音ばかり…


ああ!なんだか!
なんだか!
新しいねぶたを経験したような気がする!
人生で初めて
ハネトの汗の発散ではなく
壮大な鑑賞とともに美しく
「鬱憤を晴らしてやった!」感じがする


ねぶたのあの顔は、受け止めてくれるのだ
根拠無く
豪快に


津軽生まれのわたしには
「ねぶた」がある

それはこんなにも、頼もしいことであった。

ねぶたよ、今年もありがとう


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強い怒りを感じるで賞

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背面インド可愛すぎで賞













by loopmark1210 | 2019-08-07 12:28 | 日常記
イラスト詩歌カード販売と、明日8/2夕刊掲載
今日はお知らせです。
先日のイベントでありがたいことにご好評いただいた「イラスト詩歌カード」、古書らせん堂さんに納品しました。

手作りゆえ大量生産ができないのですが、
選んでいただけるくらいの数はお渡しできたかなと思います。
もうヘトヘトです笑

でも、ほんとにひとつひとつ心を込めて作ってますので、
届いて欲しい方のお手に届くといいなぁと願っています。

お品書きを改めて

・宮沢賢治 「星めぐりの歌」
・北原白秋 「金魚」
・山村暮鳥 「手」

です。

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3つとも印象が全く違う作品です。
とっても有名!という作品はあまり選ばないようにしようと思っていて(星めぐりの歌は有名ですが(^^;)、
わたし自身心に響いた詩、寄り添ってくれた詩を選んでいます。

カードには詩人さんの説明、その詩の説明も書いてあります。
紙のパターンは白とベージュがあります。
手作りゆえ、ひとつひとつ刷りが違ったりしていますが、風合いとして楽しんでいただけたらと思います。



また、このイラスト詩歌カード、明日の東奥日報夕刊の「作り手のコーナー」にてご紹介いただく予定です。

取材のお話があって、
一体なにをご紹介しよう、そんな紹介できるもの自分にあっただろうかと、とりあえず記者さんにいろいろお見せしたんですが、
このカードをぜひ紹介したい!とおっしゃってくださいました。
どんな風に紹介してくださるか、見られる方はぜひ新聞をご覧ください(と、言っていて多少照れる



そして、販売は青森市新町の「古書らせん堂」さんでしばらくは専売していただこうと思ってるのですが、
ぜひ、らせん堂さんの本棚も見ていただけたら嬉しいのです。

あそこは本当にたくさんの扉が置いてある古書店なので、
そして、あそこまで詩歌や文学、芸術音楽系が揃ってる古書店も地方では珍しいかと思いますので、
ぜひ好奇心をくすぐりにお店へ行ってみてくださいね^ ^
寺山修司関連の本はめちゃくちゃ多いですよ!
レトロイラストの本も結構あります。


《 古書らせん堂 》
〒030-0801 青森県青森市新町1丁目13−7 和田ビル1階
八甲通り、さくら野裏口近くです。

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青い看板に黒猫ちゃんが目印!


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そぼぼん(祖母の本)と、手刷りカード「青い鳥」シリーズも置いてるかと思うのでよかったら〜✨

よろしくお願いします。






by loopmark1210 | 2019-08-01 18:22 | お知らせ