カテゴリ:イラストレーション( 106 )
「お前の口にくちづけしたよ、ヨカナーン」
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有名なオスカー・ワイルド「サロメ」の台詞。

サロメというと、やはり思い浮かぶのは
ビアズリーの強烈な挿画。
なぜあんなにも、
美女サロメは醜く描かれてるのだろう。


美しい顔を持つヨカナーンは
決してサロメに振り向かない
誰もがサロメを賛美し、求めるのに。
それゆえに
サロメはヨカナーンの首を欲しがる


ビアズリーは若くして死んだゆえに
その白黒の強烈な作風が完成された。

でもたぶん、
その個性の裏を突くと
おそらく
色が使えなかったのだ。

だから、構図とぞわっとさせる線を巧みに作り上げた。
彼の作風には日本の浮世絵の影響が見て取れる。

彼の死後、
印刷技術が進み、
多色刷りの繊細なイラストレーションが生まれる(確か

そうなったとき
もしビアズリーが生きていたなら
一体どんな絵を描いたのだろう


しかし、
やはりサロメは白黒の印象が強い
サロメは白黒がしっくり来る
美しさや残忍さや、ねじ曲がった愛は
白黒に集約される

そうして、
なぜか、わたし自身、
白黒の絵を描きたいと思うときは
過去の作品を振り返っても
とても内的な自分を大事にしているときだったりする

白黒は内的な自分を
居心地よく肯定してくれるのだと思う。

ちょっとだけピンク赤を使ったけれど。



わたしのサロメイメージは
二の腕のラインが綺麗で、花の被り物をし、
黒の7つのヴェールを羽織っている



そういえば、
萩尾先生の「なのはな」に出てくるヨカナーンはとても魅力的だった。(伯爵と夫人も
重く難しく、答えの出ないテーマでありながら、
パンドラの箱のような魅力の引力を
見事描き切っていて、
それがまた、恐ろしいのだった。














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by loopmark1210 | 2018-07-20 00:41 | イラストレーション | Comments(0)
竹宮惠子先生「地球へ…」ファンイラスト
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先日、やっと「地球へ…」読み終えました。
すごい、、、
風と木、変奏曲と同時期に全く趣向の違うSF(しかもある種の問題提起的な)を
描いてるとは…

竹宮先生の作品はエンタメ感がしっかりありつつも、
作品ごとに重く強いメッセージを持っているように感じます。
そして、出てくる男がみんな良い男!
漢!

萩尾先生や大島弓子先生は
もう少し私的な、
作家ご自身の内面が出てるモチーフが多いような気がします。

相変わらず24年組ブームで、
いまは20年ぶりにドラマ「イグアナの娘」を見ています。
これまた泣ける…

脚本の岡田惠和さんは、
とても自然に話の広がりが見えた、神の啓示が降りたように書き進めるのに苦労しなかった、
風なことをなにかで言ってましたが
(元々は短編を10数話のドラマに引き伸ばしてるため)、
長編漫画にしたら、こんな感じだったかもしれないなぁと思いました。


竹宮先生の変奏曲も読みたい!となったものの
現在発売していないらしく、
こちら手に入れました。
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なにか、ん…変だナ…
と思ってたら、三巻があるらしく、
しかも全話一冊にまとまってないらしく、漫画では未完のようです。

また探しに出なければ…

おそらく母世代の方が所有してたと思うのですが、とても状態が綺麗。
なんでも、昔のコミックスは紙質が良いらしく、劣化しづらいとか。

古書のコミックスもありですね!

さぁ、28日は
ポーの一族新章の2話目が発売です!
こんなに漫画雑誌の発売日を心待ちにするのは
小学校以来です。

そして、1日はいよいよ
buck-tick青森ライブです。


日々のワクワクに感謝いたします。








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by loopmark1210 | 2018-06-26 20:29 | イラストレーション | Comments(0)
〈ファンイラスト〉 BUCK-TICK 30th Anniversary! その1
好きなものを描いてるときの感覚が
本当に楽しくて嬉しくて
そういうとき、活動をどうしたらこうしたら、という悩みがちな方法論とは
完全に隔絶されている
ただただ心地いい

特に
とんでもない作品と出会ったときなんかは
うわあああああ
と、昔から描かずにいられなくなり、
何度徹夜して描いてたろうか…
ナランチャ死んだ日も
デビルマンを1日で読みきった日も
etc..

なぜ描くんだろか
お絵描き
ファンイラスト
自分なりのファンレターなのか
うおおおおの熱量をとりあえず形にしたいのか


BUCK-TICKの新アルバム「No.0」が
本当に素晴らしくて
描いてみました。
なにより、30周年おめでとうございます(一年ほど出遅れましたが💦)
感謝をこめて

なんとなく
アルバム内の曲「オフィーリア」のイメージ

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はー青森ライブもうすぐです。
ドキドキですね。。

この絵はちょっと前に描いていて、
本日28日(日付が変わってしまったけど)は
「ポーの一族」の続編の発売日で、
再び
うおおおおおお
と、描いていました。笑


うおおおおと、大人になってからもなれるなんて
本当に嬉しいことだなぁと
(うおおおおの気持ちを忘れて、干からびていた時期があっただけに)
それを描くことを
心から楽しんでみようと思います。







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by loopmark1210 | 2018-05-29 00:51 | イラストレーション | Comments(0)
初音ミク色のインク
引き続き、お絵描きが続いています。

初音ミクみたいな色のインクがあって、ミク可愛いな〜♪とるんるん描いてたら、
家族に「ずいぶんケバいミクだな」と言われました…ಠ_ಠ
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こちら早速、絵を飾っていただいてるカリワラさんの壁に飾っていただきました。
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フィギュアミクと向かい合ってる!
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美味しいカレーと一緒にぜひ眺めてもらえたら嬉しいです^^

kariwala laboratory(三沢市役所近く)
https://www.facebook.com/kariwala.labo/



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by loopmark1210 | 2018-05-01 00:18 | イラストレーション | Comments(0)
〈描いてみた〉サン=ジャン= カップ=フェラ
引き続き、シャガール模写をしてました。

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「サン=ジャン= カップ=フェラ」という絵の。(原画はこちらhttps://www.google.co.jp/search?q=chagall+saint+jean+cap+ferrat&client=safari&hl=ja-jp&prmd=insv&source=lnms&sa=X&ved=0ahUKEwjVv9vS0rnaAhVGa7wKHdrTBe8Q_AUIDigA&biw=375&bih=553&dpr=2


こちらも青森県立美術館のシャガール展にありました。(たしか、確かあった気がする。汗


この絵、寒色なのにとても暖かく感じる


シャガールのブルーには
冷たさがあまりないような
むしろ
愛の絵はブルーが多いような気がします。


でも
そのときの心情によっては

底なしに寂しい絵に
感じるのかもしれない

救いのように
感じるのかもしれない



絵の感じ方は
鏡のようだな
とも思いました。




不思議なブルー









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by loopmark1210 | 2018-04-14 20:25 | イラストレーション | Comments(0)
〈描いてみた〉「レビの一族」
レビの一族(シャガールの自分流模写)
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この前、青森県立美術館にシャガール展を見に行きました。

なぜか無性に
「シャガールが見たい!」
となり、
車を走らせ行ってきました。

展示の中に
「レビの一族」という作品があって、
これがとっても可愛らしかったのです。

それで、
買ったポストカードを眺めながら模写をしてみたのですが、
まぁわたしが描くと、
可愛らしさが減る。笑


シャガールの動物って
空想的で愛らしい

展示には動物モチーフの立体造形もたくさんありました。


5月初めまでの展示だそうです。
ライトアップ演出の「アレコ」も素敵でした!



「シャガール - 三次元の世界」展(リンクしてます)
会期: 2018年3月10日(土)~ 5月6日(日)












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by loopmark1210 | 2018-04-11 18:22 | イラストレーション | Comments(0)
カサゴヘアの女性

カサゴヘアの女性

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カサゴ科


ゴツゴツ突起した目玉とお顔が
なかなかにグロく
独特のインパクトを放っていますが、


長くフリフリ揺れるヒレは
ドレスアップした女性のように見えて

綺麗だなぁ
可愛いなぁ

と思います



たゆたいへの憧れ







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by loopmark1210 | 2018-04-08 16:24 | イラストレーション | Comments(0)
草冠の女性
草装飾とピンクと金

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もう少しで描きたいことが描けるような
まだ遠いような
そんなときは
結局描きまくってみるしかありません


どうぞ新年度もお付き合いいただけたら嬉しいです。











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by loopmark1210 | 2018-04-01 19:10 | イラストレーション | Comments(0)
美女と野獣的な、女性とライオン
少し前に描いたもの

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さらに崩していきたいなと




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by loopmark1210 | 2018-03-29 23:29 | イラストレーション | Comments(0)
作品解説「夢の舞台へ」
「夢の舞台へ」
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童心の頃の夢がテーマです。

童話の絵本やアニメを見たり、
人形遊びをしたりして、
女の子なら一度は
綺麗なドレスを着たお姫様になりたいと思うし、
華麗に踊るバレリーナになりたいと思うのに、
当然のようにその夢や憧れが、
いつの間にかなかったことになり、
大人になっていくのはなぜなんだろうと
ふと思いました。
(お姫様はちょっと別次元ですかね^^;)

成長とコミュニケーションの中で
自然と消失して行くことならば
なかなかそれは
儚くも純度の高い夢であるかもしれない


そうしたことを
抱いていた時間があったことを
忘れたくないなと思います。


夢は結構薄情なところがあるし、
「夢は叶う」は信憑性が不安定だし、
夢って言葉には自分含め多くの方々が
振り回されているのかもしれませんが、

純度の高い思いは
保管しておきたいと
素直に思い、描きました。


「夢みる日」展に出した作品二点の解説(つぶやき)でした。


もう一点の「五月の歌」は
昨年の個展にも出した作品ですので、割愛させていただきます。



展示会に足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。

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写真by 鹿児島から(!)立ち寄ってくださったSさん



※齋藤の絵は、手元にある作品に限りネットでの販売も可能です。
過去作品についても気になる方は、
メール loopmark1210☆gmail.com(☆を@に変えて)までお問い合わせください。




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by loopmark1210 | 2018-03-28 14:31 | イラストレーション | Comments(0)