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カテゴリ:イラスト詩歌( 13 )
『晶子新集』より秋の歌
「晶子新集」より

しどけなくもの悲める秋の草はた秋の雨秋の女よ

秋風の傍へに居るは唯一人われのみのごと涙の下る

秋の日の銀の雨さへくれなゐの胸に繋げばわがものとなる

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久々、イラスト詩歌


by loopmark1210 | 2019-10-29 20:21 | イラスト詩歌 | Comments(0)
詩漫画 尾形亀之助「落日」(詩集『雨になる朝』より)
詩漫画 尾形亀之助「落日」(詩集『雨になる朝』より)
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のちほど、noteにも掲載します。
(漫画イラスト含むブログ画像の転載コピーは禁止します)







by loopmark1210 | 2019-09-25 21:58 | イラスト詩歌 | Comments(0)
詩漫画更新を前に
うーん、となっておりまして。
詩漫画、どういう風にご覧いただいたらいいか考えています。

というのも、前回の立原道造の「魚の話」は、挿絵的な感じで漫画化したものだったのですが、
(こちら https://loopmark.exblog.jp/30660898/ )
今回は挿絵的と言うよりは、詩を読んで沸いたイメージを漫画にしてみました。

せっかく漫画にするのだから、もっと自由に描いたらどう? 
との増山さんのアドバイスによります。
(あ、わたくしには竹宮恵子先生における増山法恵先生のような、と言ったらめちゃくちゃおこがましいんですが、
そんな常に的確なアドバイスを投げてくれる存在がありまして、その方を「増山さん」と通称しております笑)


というわけで、今回は先に
元にした詩を載せておいたらいいのかなと思いました。

もちろん、事前に読んでいただかなくても大丈夫です。
その方がいい場合もある…汗


とりあえず、
元にした尾形亀之助氏の「落日」(『雨になる朝』より)の詩画像を載せておきます。



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by loopmark1210 | 2019-09-24 23:17 | イラスト詩歌 | Comments(0)
詩漫画 立原道造「魚の話」(『散歩詩集』より)
〈 #イラスト詩歌 実験漫画 立原道造「魚の話」 〉

実験的に描いた詩漫画を載せてみます。
未熟ですでに反省点が多々ありますが💧、温かい目でご覧いただけたら幸いです。突然始まります汗。


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立原道造「魚の話」(『散歩詩集』より)
#イラスト詩歌 実験漫画

元にした『散歩詩集』は、ポストカードの形で復刻されています。
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手書きで単語が色分けされた、カード型のお手製の詩集で、立原道造さんが19歳頃に作られたもののようです(道造さんは1939年、24歳の若さで結核により亡くなられています)。

こちらは、現在盛岡市の深沢紅子野の花美術館で開催中の「立原道造と忘れな草のまち」展(7/21まで)でゲットいたしました。




by loopmark1210 | 2019-06-23 21:53 | イラスト詩歌 | Comments(0)
「 さびしい人格 」 萩原朔太郎
「 さびしい人格 」 萩原朔太郎
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さびしい人格が私の友を呼ぶ、
わが見知らぬ友よ、早くきたれ、
ここの古い椅子に腰をかけて、二人でしづかに話してゐよう、
なにも悲しむことなく、きみと私でしづかな幸福な日をくらさう、
遠い公園のしづかな噴水の音をきいて居よう、
しづかに、しづかに、二人でかうして抱き合つて居よう、
母にも父にも兄弟にも遠くはなれて、
母にも父にも知らない孤児の心をむすび合はさう、


ありとあらゆる人間の生活(らいふ)の中で、
おまへと私だけの生活について話し合はう、
まづしいたよりない、二人だけの秘密の生活について、
ああ、その言葉は秋の落葉のやうに、そうそうとして膝の上にも散つてくるではないか。


わたしの胸は、かよわい病気したをさな児の胸のやうだ。
わたしの心は恐れにふるえる、せつない、せつない、熱情のうるみに燃えるやうだ。
ああいつかも、私は高い山の上へ登つて行つた、
けはしい坂路をあふぎながら、虫けらのやうにあこがれて登つて行つた、
山の絶頂に立つたとき、虫けらはさびしい涙をながした。
あふげば、ぼうぼうたる草むらの山頂で、おほきな白つぽい雲がながれてゐた。


自然はどこでも私を苦しくする、
そして人情は私を陰鬱にする、
むしろ私はにぎやかな都会の公園を歩きつかれて、
とある寂しい木蔭に椅子をみつけるのが好きだ、
ぼんやりした心で空を見てゐるのが好きだ、
ああ、都会の空をとほく悲しくながれてゆく煤煙、
またその建築の屋根をこえて、はるかに小さくつばめの飛んで行く姿を見るのが好きだ


よにもさびしい私の人格が、
おほきな声で見知らぬ友をよんで居る、
わたしの卑屈な不思議な人格が、
鴉のやうなみすぼらしい様子をして、
人気のない冬枯れの椅子の片隅にふるえて居る。





『月に吠える』https://www.aozora.gr.jp/cards/000067/files/859_21656.html
イラスト詩歌8

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新聞の影響かアクセス数がいつもより多く、驚いています。
わざわざお越し下さり、ありがとうございます。

ネットでは、感覚と絵の実験をやっていて、そのひとつが先人の詩にイラストを付ける
「イラスト詩歌」です(twitterではこのタグ付けて載せています)。
イラスト詩歌カテゴリーはこちらからhttps://loopmark.exblog.jp/i11/

著作権の切れた文人さんの詩を使用しています。
代表詩、というよりは、見つけて気に入った詩を選んでいます。
勉強しながら、こちらも描いています。
あくまでのわたしのイメージで(お持ちのイメージを壊してしまったらごめんなさいなのですが汗)、
描き続けたいと思っています。


とりわけ、わたしが個人的に土地と共に縁を感じて、深く触れていきたい詩人が三人いるのですが、
その三人が、

寺山修司(青森県弘前市生まれ、三沢市に記念館あり)
萩原朔太郎(群馬県前橋市出身、前橋市に文学館、記念館あり。二月に行ってきました。twitterで巡りツイートしています)
尾形亀之助(宮城県大河原町出身、仙台市で果てる)
です。

亀さんは近いうちに、生地巡りできそうです。

ちなみに、寺山修司記念館で開催中の「不思議図書館」展の蔵書の本棚下の段に
朔太郎の文庫を見つけました。
外見ボロボロで、学生時代の寺山はよく読んだんだろうなあと思うと、
ロマンを感じる…(その隣の中原中也詩集もボロボロ。単なる経年劣化かもしれませんが)。

歪んだ望郷感が三人の共通点に言えるのかもしれません。
(亀さんにいたっては、土地の固有名詞がまったく出てこない)


たまに更新してますので、よかったらまた、覗いてみて下さい^^




by loopmark1210 | 2019-03-11 18:09 | イラスト詩歌 | Comments(0)
「 虚無の鴉 」 萩原朔太郎
「虚無の鴉 」 萩原朔太郎
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我れはもと虚無の鴉

かの高き冬至の屋根に口を開けて

風見の如くに咆號せむ。


季節に認識ありやなしや

我れの持たざるものは一切なり



『氷島』https://www.aozora.gr.jp/cards/000067/files/4869_14066.html

イラスト詩歌 7
by loopmark1210 | 2019-03-06 18:50 | イラスト詩歌 | Comments(0)
「 ある昼の話 」 尾形亀之助
「ある昼の話」 尾形亀之助
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疲れた心は何を聞くのもいやだ と云ふのです
勿論 どうすればよいのかもわからないのです
で兎に角――
私は三箱も煙草を吸ひました


かすかに水の流れる音のするあたりは
ライン河のほとりなのか――

×

どうしてこんなだらう と友人に手紙を書いて
私は外出した




詩集『色ガラスの街』https://www.aozora.gr.jp/cards/000874/files/3213.html
イラスト詩歌6



今年の〆は亀さんで🐢
亀さん最期の場所が、親友の家の目の前でとんでもなく驚きました(仙台)。


今年は改めて言葉から触発されるものに夢中になれた一年だった気がします。

どこかで見つけてくださり
ブログを通して絵を見ていただいた皆様
ありがとうございました。


よいお年をお迎えください^^🐗




by loopmark1210 | 2018-12-31 16:50 | イラスト詩歌 | Comments(0)
「 十二月 」 尾形亀之助
「 十二月 」  尾形亀之助
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紅を染めた夕やけ



風と






ガラスのよごれ



『雨になる朝』https://www.aozora.gr.jp/cards/000874/files/3396_9729.html
イラスト詩歌5


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シーグラスのやうな言葉たち
(やっぱりらせん堂で購入)






by loopmark1210 | 2018-11-19 18:03 | イラスト詩歌 | Comments(0)
「 罪おほき男こらせと肌きよく黒髪ながくつくられし我れ 」   与謝野晶子
罪おほき 男こらせと肌きよく 黒髪ながく つくられし我れ      与謝野晶子
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(直訳: 罪多き男をこらしめよ、と肌清く黒髪長くつくられたわたし)




『みだれ髪 』https://www.aozora.gr.jp/cards/000885/files/51307_47033.html
イラスト詩歌4




ちょっとヒエロニムス・ボスの可愛い地獄モンスターも描いてみました。
『みだれ髪』は
女性の情念を描いた歌が代表的に取り上げられますが、
恋を歌ったものも多く、読んでみると結構意外に
のちにスーパーガールになる晶子ちゃんの、可愛らしさが見えてきたり。


うたた寝の 君がかたへの旅づつみ 恋の詩集の 古きあたらしき

(うたた寝している君の傍らにある旅行鞄には 恋の詩集の古いの新しいのが入っている)


これなんかも相当可愛らしいです。
あと、表紙がとてもセンス抜群で時代を越える可愛らしさなので(下リンクから見られます)、
当時の女性が秘めて持ちたくなる気持ちもわかるなぁと思います。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BF%E3%81%A0%E3%82%8C%E9%AB%AA






by loopmark1210 | 2018-11-13 18:41 | イラスト詩歌 | Comments(0)
「 手 」 山村暮鳥
「 手 」 山村暮鳥

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しつかりと
にぎつてゐた手を
ひらいてみた

ひらいてみたが
なんにも
なかつた

しつかりと
にぎらせたのも
さびしさである

それをまた
ひらかせたのも
さびしさである



『雲』 https://www.aozora.gr.jp/cards/000136/files/42755_34855.html
イラスト詩歌3







by loopmark1210 | 2018-10-27 00:55 | イラスト詩歌 | Comments(0)