人気ブログランキング |



同郷の友ありき
東京では、友に会って来ました。
同郷の友、彼女とは出会って10年以上になる。

美術館を回るのは、三時間でも足りないが
友と過ごす三時間は、良い距離で互いのことがわかる

たくましくなっていました
逞しく、漢字で書くといっそうたくましそう

彼女は以前、こちらが心配してしまうほど、儚く見えた。ガラスのように。
いつも必要以上のことを受け取って、具合が悪そうにしていた。辛そうに。

あの頃と比べると、全くもって頼もしくなったなぁというのは、
友に使う言葉としては妙なのだけど、
とにかく、ああ、よかった、と思うのだった。
同時にわたしも、励まされる。
いろんな可能性があるんだと
風雨にさらされても木は実をつけるのだと

わたしは、友から学ぶことが本当に多い。

この旅の前に、ずっと詩歌を読んでいて、
いいなぁ、朔太郎、室生犀星、北原白秋、みたいな関係
上昇していく 高め合う仲
けれどもそれぞれが独立し、
それでいて、互いを認め合い、尊重し、
いいなぁいいなぁ、
と思っていた。

室生君 。何と云つても私は君を愛する 。さうして萩原君を 。
とか書いてみたいなぁ、書かれたいなぁ、
いいなぁ、いいなぁ
いいなぁ、いいなぁ(くどい
なんて思っていた。

でも、なかなかに
わたしの友も素敵じゃないか
と思うんだ今は

友は謙遜するけれど
わたしはなかなかに
友の素敵なところ見つけるの上手いよ
とも思う

尊敬する友のほとんどが活動を始めてから出会った
自分に正直になってから出会った人たち
正直でいたら、正直が返ってくるだろか

そうであればいい
そうだったらいい

実直さと素朴さは
北国仕込

そして、
室生犀星の言うところの「良き人」に
わたしもなりたいと思うのであった。


同郷の友ありき_f0228652_03393103.jpeg
市ヶ谷を歩いた。
市ヶ谷は、三島事件の舞台以前に、中原中也も住んでたし、朔太郎も住んでたし、なんなら白秋大先生が投獄されてたという激アツエリア。
もちろん街にその面影は一切ないが、
なんだか、歩くだけで良かった
歩けて良かった



by loopmark1210 | 2019-03-06 03:14 | 日常記
<< 「 虚無の鴉 」 萩原朔太郎 「黒蜥蜴の夜」 >>