点描線画展「五月によせて」終了いたしました。

個展「五月によせて」無事終了いたしました。

お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。


今回、五月をテーマに個展を開催いたしました。

実に３年８か月ぶりの個展であり、

この間、結婚、転居、また大震災があり、環境の変化についていけず、長い間描けない時間がありました。

これではいかん、と思う反面、
もう、いっそのことこれを最後にしばらくお休みしようか、という、幕を下ろす覚悟もあり、
ギャラリーを予約し、自分をあえて追い込んで作業する日を始めました。


作業の間、なにもひらめかなかったこれまでが変わりだし、
それまでの装飾的なテーマから、故郷「津軽」「冬」をテーマにしたものや、もっと私的なものを描きたいと思うようになりました。

これは自分の中では大きな変化でした。


幕を下ろす覚悟で開催した個展ですが、
準備の間にいろんな方からお知恵をお借りし、応援いただき、

個展が始まってからは会う方、会う方に励ましの声をいただき、個展とはたった一人で開催するものではないのだと気づきました。

そして、家族、わたしの友人、そして父の友人の方々には本当に勇気付けられ、精神面で強く支えていただきました。


五月は、

悪夢のような極寒の冬からは想像できないくらい美しい季節であり、

個人的にいくつかの人生の転機があった月であり、

尊敬する方々が愛し、謳った季節であります。


その季節に個展を開催できたことを幸せに思っています。


語るのが苦手なため、絵の説明も付けず、わかりづらいものもあったと思います。
また、個展までの思いをこうして書くのはどうかとも思ったのですが、今回はとても思い入れのある場面が多かったので、感謝とともにブログに書かせていただきました。


個展の様子はのちほどホームページなどで公開して行こうと思っています。


お越しいただいた皆様、ご支援くださった皆様、本当にありがとうございました。



p.s
個展３日目、体調不良で午後３時から休ませていただきました。
その間にお会いしたかった方が多くいらっしゃり、お越しいただいた皆様に挨拶できなかったことが心残りです。

次は体調を万全にお迎えできるよう、気をつけようと思います。