ナカヒラミキヒトさん、青森ツアー4月スタート!
シンガーのナカヒラミキヒトさん、4月青森ツアー始まります🍎

納屋に光差し藁の塵輝く、風景の見える絶品のブルース。

フライヤー作りました。

f0228652_16575104.jpeg

f0228652_16583719.jpeg

f0228652_16581455.jpeg

長期連休GWの前です。お近くの会場へ、ぜひ足を運んでみてください。

19日、十和田marrsさんにて、もう1公演あり。

青森ツアーということもあり、
寺山修司作詞、浅川マキさんの代表曲「かもめ」のカバーをシェアします。

生で聴きたくなりますよ✨ 
作業中リピートしてたためか、すっかりナカヒラさん版の「かもめ」を口ずさむようになってしまいました笑。
https://youtu.be/kLhJtRSpKgk

みゅうさんでの公演では、お友達で津軽出身のうなじちゃんが共演します🎤

(「ATORAN」、「キューダス・S」は齋藤もとてもお世話になっている良きお店です。ぜひ行ってみてください!)






# by loopmark1210 | 2019-03-16 16:56 | お仕事
「 さびしい人格 」 萩原朔太郎
「 さびしい人格 」 萩原朔太郎
f0228652_17373298.jpg


さびしい人格が私の友を呼ぶ、
わが見知らぬ友よ、早くきたれ、
ここの古い椅子に腰をかけて、二人でしづかに話してゐよう、
なにも悲しむことなく、きみと私でしづかな幸福な日をくらさう、
遠い公園のしづかな噴水の音をきいて居よう、
しづかに、しづかに、二人でかうして抱き合つて居よう、
母にも父にも兄弟にも遠くはなれて、
母にも父にも知らない孤児の心をむすび合はさう、


ありとあらゆる人間の生活(らいふ)の中で、
おまへと私だけの生活について話し合はう、
まづしいたよりない、二人だけの秘密の生活について、
ああ、その言葉は秋の落葉のやうに、そうそうとして膝の上にも散つてくるではないか。


わたしの胸は、かよわい病気したをさな児の胸のやうだ。
わたしの心は恐れにふるえる、せつない、せつない、熱情のうるみに燃えるやうだ。
ああいつかも、私は高い山の上へ登つて行つた、
けはしい坂路をあふぎながら、虫けらのやうにあこがれて登つて行つた、
山の絶頂に立つたとき、虫けらはさびしい涙をながした。
あふげば、ぼうぼうたる草むらの山頂で、おほきな白つぽい雲がながれてゐた。


自然はどこでも私を苦しくする、
そして人情は私を陰鬱にする、
むしろ私はにぎやかな都会の公園を歩きつかれて、
とある寂しい木蔭に椅子をみつけるのが好きだ、
ぼんやりした心で空を見てゐるのが好きだ、
ああ、都会の空をとほく悲しくながれてゆく煤煙、
またその建築の屋根をこえて、はるかに小さくつばめの飛んで行く姿を見るのが好きだ


よにもさびしい私の人格が、
おほきな声で見知らぬ友をよんで居る、
わたしの卑屈な不思議な人格が、
鴉のやうなみすぼらしい様子をして、
人気のない冬枯れの椅子の片隅にふるえて居る。





『月に吠える』https://www.aozora.gr.jp/cards/000067/files/859_21656.html
イラスト詩歌8

----------------------------------------------------------------------------

新聞の影響かアクセス数がいつもより多く、驚いています。
わざわざお越し下さり、ありがとうございます。

ネットでは、感覚と絵の実験をやっていて、そのひとつが先人の詩にイラストを付ける
「イラスト詩歌」です(twitterではこのタグ付けて載せています)。
イラスト詩歌カテゴリーはこちらからhttps://loopmark.exblog.jp/i11/

著作権の切れた文人さんの詩を使用しています。
代表詩、というよりは、見つけて気に入った詩を選んでいます。
勉強しながら、こちらも描いています。
あくまでのわたしのイメージで(お持ちのイメージを壊してしまったらごめんなさいなのですが汗)、
描き続けたいと思っています。


とりわけ、わたしが個人的に土地と共に縁を感じて、深く触れていきたい詩人が三人いるのですが、
その三人が、

寺山修司(青森県弘前市生まれ、三沢市に記念館あり)
萩原朔太郎(群馬県前橋市出身、前橋市に文学館、記念館あり。二月に行ってきました。twitterで巡りツイートしています)
尾形亀之助(宮城県大河原町出身、仙台市で果てる)
です。

亀さんは近いうちに、生地巡りできそうです。

ちなみに、寺山修司記念館で開催中の「不思議図書館」展の蔵書の本棚下の段に
朔太郎の文庫を見つけました。
外見ボロボロで、学生時代の寺山はよく読んだんだろうなあと思うと、
ロマンを感じる…(その隣の中原中也詩集もボロボロ。単なる経年劣化かもしれませんが)。

歪んだ望郷感が三人の共通点に言えるのかもしれません。
(亀さんにいたっては、土地の固有名詞がまったく出てこない)


たまに更新してますので、よかったらまた、覗いてみて下さい^^




# by loopmark1210 | 2019-03-11 18:09 | イラスト詩歌
ガチャピン、地元新聞に載る
「カルメン、故郷に帰る」的なタイトル。

昨日の朝日新聞青森版の人物紹介コーナーに掲載していただきました。

新聞取ってらっしゃる方は、お時間あるときに見てみてください。
ガチャピンに似た妙なるやつがいますが…あれ、誰なんだろう。笑
f0228652_02341868.jpeg

少し訂正をば。
ドラゴンボール、スラムダンクにハマったとありますが、正しくは「ジョジョの奇妙な冒険」です。笑

あと、漫画を描いていく決意みたいになってますが、
あくまでもイラストレーションでやっていこうと思ってます。笑

結構面白く、我が10年と少し、
まとめてくださってます。笑
(ネットニュースにもしてくださったみたい…なはは…」


このブログを読んでるとお気づきかもしれませんが、
わたしはわりと
感覚的に受けるものを通して、絵につなげるという
ぼんやりふわっと、勝手に感覚活動報告
のようなやつです。

書籍や連載に追われ大活躍の作家さん
それを目指してはいたんですが、
まぁ、いまの感じでいいんだなぁと思うようになりました。
いろいろ削ぎ落ちて。

削ぎ落ちるひとつの大きなきっかけは
やはり
311であったと思います。


それがまた今日、日付変わり、
やってきましたね。


この日について、
いまだ思うところはたくさんありますが、


この日傷ついた、すべての方の日々に
穏やかさと健やかさがあることを
これからも
今日も
お祈りしています。




# by loopmark1210 | 2019-03-11 02:14 | 日常記
「 虚無の鴉 」 萩原朔太郎
「虚無の鴉 」 萩原朔太郎
f0228652_18514444.jpeg

我れはもと虚無の鴉

かの高き冬至の屋根に口を開けて

風見の如くに咆號せむ。


季節に認識ありやなしや

我れの持たざるものは一切なり



『氷島』https://www.aozora.gr.jp/cards/000067/files/4869_14066.html

イラスト詩歌 7
# by loopmark1210 | 2019-03-06 18:50 | イラスト詩歌
同郷の友ありき
東京では、友に会って来ました。
同郷の友、彼女とは出会って10年以上になる。

美術館を回るのは、三時間でも足りないが
友と過ごす三時間は、良い距離で互いのことがわかる

たくましくなっていました
逞しく、漢字で書くといっそうたくましそう

彼女は以前、こちらが心配してしまうほど、儚く見えた。ガラスのように。
いつも必要以上のことを受け取って、具合が悪そうにしていた。辛そうに。

あの頃と比べると、全くもって頼もしくなったなぁというのは、
友に使う言葉としては妙なのだけど、
とにかく、ああ、よかった、と思うのだった。
同時にわたしも、励まされる。
いろんな可能性があるんだと
風雨にさらされても木は実をつけるのだと

わたしは、友から学ぶことが本当に多い。

この旅の前に、ずっと詩歌を読んでいて、
いいなぁ、朔太郎、室生犀星、北原白秋、みたいな関係
上昇していく 高め合う仲
けれどもそれぞれが独立し、
それでいて、互いを認め合い、尊重し、
いいなぁいいなぁ、
と思っていた。

室生君 。何と云つても私は君を愛する 。さうして萩原君を 。
とか書いてみたいなぁ、書かれたいなぁ、
いいなぁ、いいなぁ
いいなぁ、いいなぁ(くどい
なんて思っていた。

でも、なかなかに
わたしの友も素敵じゃないか
と思うんだ今は

友は謙遜するけれど
わたしはなかなかに
友の素敵なところ見つけるの上手いよ
とも思う

尊敬する友のほとんどが活動を始めてから出会った
自分に正直になってから出会った人たち
正直でいたら、正直が返ってくるだろか

そうであればいい
そうだったらいい

実直さと素朴さは
北国仕込

そして、
室生犀星の言うところの「良き人」に
わたしもなりたいと思うのであった。


f0228652_03393103.jpeg
市ヶ谷を歩いた。
市ヶ谷は、三島事件の舞台以前に、中原中也も住んでたし、朔太郎も住んでたし、なんなら白秋大先生が投獄されてたという激アツエリア。
もちろん街にその面影は一切ないが、
なんだか、歩くだけで良かった
歩けて良かった



# by loopmark1210 | 2019-03-06 03:14 | 日常記